ラティクチを諦めるな

れみ(@lemi_irym)の構築記事、随筆、草案など

もはや反省ですらない


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最高1900 最終1800ぐらい

 

サンダー+ザシアン、イベループ等を初めとした初手ダイマに強く出られるよう壁と尻尾トリックを初手に置き後発ダイマから打開していく構築だった。全然勝てなかったがイマイチ勝てなかった理由がわかっていない。ザシアンへの勝率は高かったし、日ネクで重いと言われがちなイベルやオーガにも五分の戦いは出来ていたと思う。なぜ伸びなかったか?確かに駄目な部分はいくつもあった。しかし完璧な構築というものは少なく、駄目な部分がいくつかあるのは自然なことだ。

駄目な部分を挙げ、どれが致命的だったのかを書きながら考える。

 

①日ネクという選択が駄目だった

これはあまり問題ではなかったと思っている。確かにイベルやオーガがとても多かった。肝心のザシアン軸も最終日はザシアンを出さずネクロに強い駒で固めるという対策を取ってきたので勝率は序盤ほどは出なかった。しかしイベル、オーガに負け越した覚えはない。イベルやオーガにはレヒレバシャサンダーと投げ、尻尾トリックから展開していくことで五分にはなっていた。ザシアン軸も9割とは言えなくなったもののネクロと裏のパワーで7-8割は勝てていた。

 

②日ネクの型が悪かった

これが一番の問題点かもしれない。再生技がないので非ダイマでの撃ち合いに弱く、日ネクを出すときは必ずこいつにダイマックスを切らなくてはならないレベルだ。再生技がないので壁無しで起点にできる範囲も狭く、せっかく舞えてもウオノラゴンやウーラオスに簡単に切り返されてしまう。相手がダイマを消費していればこちらも安全にダイマを切れるが、こちらの裏の詰め性能がやや低いだけに先にダイマを切らされるとかなり苦しい。出せない試合も多かったが裏選出も強かったのでそちらはあまり問題ではなかった。

 

③水が重い

水に強いポケモンがレヒレのみで、こちらがサイクルを仕掛けられないのでザシアン+殴れる水 の並びが非常にきつかった。水相手に対面処理もサイクル処理も出来ないのでダイマックスで誤魔化すしかなかった。

 

④先ダイマが弱い

これは②、③にも繋がってくる。先にダイマした後に詰められるポケモン(非ダイマで性能が高く完結しているラッキーやウーラオスのようなポケモン)がいないので相手にダイマックスを切らせてから打開する他の勝ち筋が薄すぎる。したがってダイマックスで役割破壊するような動きが取れず、ウオノラゴンのような重ポケモンになすすべなく負けてしまう。

 

⑤理論値の勝率が低い

ザシアンに8割、イベルオーガに5割はトータルで5割5分〜6割しか勝ってない。ザシアンにほぼ負けず、イベルオーガのどちらかは6割くらい勝てないと6割を超えないので上位には入れない。

 

総じて勝率の出にくい構築になってしまっていた。構築としての改善点は微調整程度しかなく、この構築はほぼ完成している。完成していて勝率が6割未満なので(二桁やレート2100を目指すには)弱い構築と言える。つまり全然ダメ。やろうとしてることが弱い。

ただ、僕自身の体感はこの構築が弱いとは感じていなくて、もう少し擦るかもしれない。