ラティクチを諦めるな

れみ(@lemi_irym)の構築記事、随筆、草案など

身内用記事 D−PARK部内戦 環境考察

環境考察

・Bロマとライフ(どちらも中速ビートの要)が潰されているので、フィニッシャーたる破壊龍神がいなくとも除去コントロールは強い。ザンゲキがないのも追い風
・赤白速攻は除去コンがキツイとはいえデッキパワーが高く、単純に強い。おそらく最強格の除去コンをメタった中速ビートに勝てるので、使用率は上がりそう
除去コン→速攻→中速ビート という順の使用率になると予測され、またこの3つが拮抗した三竦みを生むであろう


以上を踏まえ、除去コンに有利、速攻に五分のデッキを考えたところ、恐らくミラー意識のフィニッシャーを多めに採用した除去コンか、トリガーを厚く積める中速ビートか、という結論になった

そこで僕は防御トリガー14枚のジャイアントを、トヴァさんはリバイヴホールでリソースを確保できる除去コンをそれぞれ使いました


結果、マッチングと戦績は
僕…5cコン○ 白騎士× ライゾウ3(再戦含む)全部× ナイト○

白騎士は仮想相手の一つ(コントロールの類)だったので勝ちたかったが相手が強いのもあって負けてしまった。ライゾウも本来良い勝負できると思っていたが、全試合で5tライゾウ→サファイアを決められてしまった。ライゾウは速攻に勝てないのがネックなのでマッチングしても1回かなと思っていたが想像以上に多かった。除去コンが強いという認識が、僕が想像していた以上に高かった。
意外だったのは速攻と一度も当たらなかったこと。おそらく調整段階で速攻はデッキパワーが低く勝てるデッキが少ないことに皆気がついたのだろうか?この環境の正解はおそらくライゾウだったが、速攻を切る、が僕にとってはあまりに難しかった。










禁止カード選択理由

※ドラム・トレボール、アニマベルギス、Bロマノフを禁止

デッキの多様性、構築の自由度を最も重視した。汎用的にデッキの核になりやすいパーツ(フェアリー・ライフや破壊龍神など)には制限をかけず、逆に存在が他のデッキのお株を奪うようなデッキ(黒緑速攻、Bロマなど)を制限することで、幅広いデッキタイプが環境に存在し、面白いルールになると思った。
注意したのは、ピンポイントで一つのデッキを弱くすることだ。例えばBロマを弱くさせたいときにヴィルジニア卿を制限すると、グレイテスト・シーザーを軸としたデッキなどもワリを食う。黒緑速攻のためにキリンを制限すると速攻が全部キツくなってしまう。できるだけデッキの幅を狭めず、強すぎるデッキタイプが存在しないよう注意した。また、(Bロマだけは直接かけてしまったが)できるだけデッキとしては存在できる程度のダメージに抑えるつもりだった。


ドラムトレボールは、制限ルールで無双しかねないデッキパワーを持つナイトデッキを制限するべく禁止した。ドラムなしでもナイトデッキは存在できるし、ドラムによるブン回りは切ない。
アニマベルギスは殆ど黒緑速攻のみに採用されるカードで、黒緑速攻の核をなしている。進化クリーチャーを軸にした黒緑速攻も存在させつつ、速攻のデッキパワーを落としたかった。
Bロマだけは、ギガヴォルもダーク・ライフもデスドラも他のデッキに入りそうだし、墓地ソース系のカードを一つ制限したところであまりダメージがない。しかしBロマが強すぎる事態は避けられなさそうだったので泣く泣く本体を禁止した。少々の私怨もある。Bロマごめん。





デッキ選択理由

選択:ジャイアント (候補:赤白速攻)
環境予想では除去コンが最も強いと判断したので、除去コンに勝てるデッキを考えた。またライフやザンゲキがないことから環境全体が遅く、中速ビートが強いだろうなと考えた。
コントロールに強いデッキはライゾウ、ジャイアント、ガントラ、またはルナイーグルやゼンアクなど同型を意識したコントロールデッキ。このうちライゾウは、一定数居ると思われた速攻に手も足も出ない(マッチングしただけで敗色濃厚)なのが気になって没、ガントラはガルベもデスドラもいないのでデッキパワーが低いだろうと考え没。コントロールは相方のトヴァさんが使われるということだったので、チームで弱点が被らないよう私は使わないことにした。
トリガーが厚く速攻にもそこまで弱くない点、コントロールにほぼ勝てる点、ライゾウなどもトリガー次第で捲れる点を評価し、ジャイアントを最終的に使用することに決めた。
速攻も一応用意してはいたが、事前の調整でコントロールに手も足も出せず負けてしまうことが分かっていたので再戦以外は使わないことにした。(なお、前試合でライゾウだった相手との再戦もなぜか速攻を使わず負けた模様。)