ラティクチを諦めるな

れみ(@lemi_irym)の構築記事、随筆、草案など

【剣盾シングルS7最高レート2000】ウサギとペリカメ

S7お疲れ様でした。最終は溶かしてしまいましたが、レート2000(と思しき)までは上げられました。
久しぶりに対面構築を使ってみましたが、楽しかったです。


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最高は深夜3時の210位。
TN Cure◆Felice で潜ってました。


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構築経緯

エースバーンと雨パは攻めにおいて相性が良く、これを出発点とした。

襷カウンターの流行により、初手のステロが必要になった。そこで、雨エースバーンでやや面倒なミトムやアシレも相手にでき、爆発で起点回避できる襷ナットを採用。
(結果としてペリカメナットになった)

また、相手のダイジェットをいなしながらこちらのエースを通す繋ぎ役としてトリル身代わりミミッキュを採用。

最後に、ここまでで重いパッチラゴンとウオノラゴン、ロトム全般を削る駒として鉢巻ドラパルトを採用して構築とした。

個別紹介

なみのり/ぼうふう/とんぼがえり/こらえる
161-*-121-161-92-90 (ひかえめC↑A↓)
H204-B4-C252-D12-S36
調整:
C特化
A168エースバーン(性格補正なしA252)の一致130技を確定耐え(=ダイマックスして2耐え)
ギルガルドシャドーボール+影打ちをほぼ耐え(91%)

エースバーンを通す上で障害となるカバルドンドサイドン云々を崩す。
今期はペリの刺さりが良く、ペリカメ選出よりペリを単体で出すことが多かった。トリルからペリッパーダイマックスもしばしばやった。めちゃくちゃ活躍した。

  • カジリガメ@ラムのみ すいすい

アクアブレイク/もろはのずつき/ばかぢから/つるぎのまい
166-183-110-*-88-126(いじっぱりA↑C↓)
H4-A252-S252

ペリッパーシナジーを評価して採用。
スカーフとラムは交互に使っていたが、最終的にはカバルドンカビゴンに強く出られるラムを持たせた。ゴリランダー、エースバーンが環境に蔓延っていてほとんど出せなかった。


ジャイロボール/パワーウィップ/だいばくはつ/ステルスロック
181-160-151-*-137-22(ゆうかんA↑S↓)(S個体値最低)
H252-A252-D4

最強のステルスロックとして採用。A特化なので鬼火を入れられたあともドラパルトの身代わりを壊せる。爆発で起点回避したりエースバーンを倒したりする。めちゃくちゃ強くて殆どの試合で選出した。たいてい初手に投げた。ダイ大爆発が強いのでダイマックスもでき、めちゃくちゃ強かった(二度目)。

  • エースバーン@いのちのたま リベロ

かえんボール/とびはねる/アイアンヘッド/しねんのずつき
157-184-95-*-95-170(いじっぱりA↑C↓)
H12-A252-S244
調整:
A特化
S準速-1(様々な事情)

本構築のエース。炎技の撃てるメタグロス
ダイマックスなしでエースバーンを止める要素は、

  1. 数値受け(カバルドンなど)
  2. タイプ受け(ドヒドイデなど)
  3. ミミッキュ
  4. 襷カウンター

の4つだと考えた。
そこで1をペリカメで、2を思念(ダイサイコ連打)とかえんボール(ダイバーン連打)の組み合わせで、3をダイスチル+サイコフィールドで、4をステロで解決することでエースバーンを通す構築にした。
相手のダイマックスは後述のミミッキュでいなす。これでエースバーンを通すことを構築全体で目指した。
実際死ぬほど強かった。ありがとうウサギさん

ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/はがねのつばさ/ふいうち
163-172-96-*-95-213 (ようきS↑C↓)
A252-B4-S252

諸説枠。当初は電磁波ドラパをしばくために採用したが徐々に同速が増え始め、最終日は全部負けた。明らかに勝率を下げていた枠。ただロトム、パッチに圧をかけるために最後まで外せなかった。
はがねのつばさはフェアリーへの打点を意識していたが、そもそもフェアリー入に出したくないし絶対ウォール→ホロウ→ウォール→不意打ち をしたほうが強い。無念。

じゃれつく/かげうち/トリックルーム/みがわり
159-156-104-*-120-116 (いじっぱりA↑C↓)
H228-A252-B28

自慢の一品。ナットを起点にしてきたダイジェットに対し、身代わりとトリルを駆使して

皮+身代わり3回+じゃれ+影 で対面処理
皮+身代わり3回+トリル でトリル展開
皮+身代わり+トリル+身代わり2回+ミミッキュ倒される で、トリル1ターン残したまま裏のエースバーン(もしくはカジリガメ)と相手のダイジェットポケモンが対峙、トリル下でこちらが上からダイジェット(ダイストリーム)→トリル切れて上からSの上がったダイマックスで殴る

…など、器用に立ち回れる。相手の壁ターン、トリルターンも枯らせる。最低限の対面性能があり、本来のチイラミミッキュとしても使える。非常に便利だった。

このトリル1ターン残しからこちらのエースバーンを起動するために、相手のエースバーンには絶対に抜かれておきたい。という理由でエースバーンは準速-1にした。



基本選出

ナットレイ+ミミッキュ+エースバーン
基本はこれ。ステロ撒いてミミッキュで相手のダイマックスを枯らしてエースバーンで詰める。

ナットレイ+ペリッパー+エースバーン
カバやサニーゴ入りにはコチラ。相手のドラパルトに注意

ナットレイ+ミミッキュ+ペリッパー
ペリが刺さっている場合。ペリをダイマックスさせる。

ペリッパー+カジリガメ+エースバーン
ペリッパーが絶対に出し負けない場合はこれが一番強い。ペリカメで雑に荒らしてエースバーンを通す。ただペリッパーが絶対出し負けないことなんてほぼないよね…

ドラパ+なんか
相手にフェアリーがいないとき。ドラパミトムガエンなどはステロ+鉢巻アローで崩壊する。

基本的に初手にダイマックスはしない。相手のダイマックスを枯らし、後発でダイマックスして全抜きを図る。

反省

構築としては、初手ダイマックス出来たほうが、トリルやらペリカメやらを活かせて良かったかもしれない。
立ち回りが全体的にケアに回りすぎていた。詳しくは省くが命中不安を恐れすぎて負け筋をたくさん引いた。特に、深夜200位から潜った試合でほぼ勝ち確から変なことして負けたのは非常に悔しい。




まだまだ2100は遠いなと思いました。明らかに僕が弱いです。これからも頑張ります。