交流会 構築記事
れみと申します。よろしくお願いします。
ぽけっちなど関東のポケサー7校+京ポケの8校でのオンライン交流会があり、そこでの変則ルール大会で優勝できたので軽く構築記事を。
【ルールについて】
見せ合い6-3シングルバトルで、使用可能ポケモンはシリーズ5準拠(ミミッキュなども使えるルール)
ただしパーティ構築に制約がある
★使用率上位1位~10位のポケモンには4ポイント、11位~20位のポケモンには3ポイント、21位~30位のポケモンには2ポイント、31位~50位のポケモンには1ポイント、それ以外のポケモンには0ポイントがそれぞれ割り振られており、そのポイントの合計がちょうど8ポイントになるようにポケモンを5匹ちょうど選ぶ。
4ポイント
エースバーン、トゲキッス、ドラパルト、ポリゴン2、ミミッキュ、ゴリランダー、カバルドン、ギャラドス、ウーラオス(れんげきのかた)、パッチラゴン
3ポイント
ドリュウズ、ジバコイル、ロトム(ウォッシュ)、ウーラオス(いちげきのかた)、アシレーヌ、リザードン、ロトム(ヒート)、ラプラス、マリルリ、ハッサム
2ポイント
ドヒドイデ、ナットレイ、オーロンゲ、ウオノラゴン、ニンフィア、ウインディ、ルガルガン(たそがれのすがた)、エルフーン、アーマーガア、ルカリオ
1ポイント
バンギラス、ヒヒダルマ(ガラルのすがた)、ウルガモス、ドサイドン、カビゴン、ガオガエン、サザンドラ、キングドラ、トリトドン、ドラミドロ、ハピナス、ガラガラ(アローラのすがた)、ギルガルド、フシギバナ、ブリムオン、ヌメルゴン、ポリゴンZ、ロトム(スピン)、レントラー、ピクシー
☆使用ポケモン5匹は大会2週間前に各大学が運営に提出し、当日使うのは他大学が選んだ5匹(ランダムな大学の5匹が渡される)(型や持ち物は使う大学が決める)
そしてこのことはパーティ提出後にプレイヤーに知らされました。つまり、考察段階では知らされていなかったということです。
☆残り一匹は各大学が0ポイント(使用率50位以下)から一匹自由に選ぶ
…という、自分の考えた並びを他大学に渡し、他大学の考えた並びで戦うルールでした
【使用構築】
渡された並びはこれ。
エースバーン 4pt
ミミッキュ 4pt
自由枠
渡された段階で、この並びなら自ずと対面構築になること、また物理受けがきついことから、残り一匹は一匹で崩しが完結していて、初手ダイマックスからの詰め筋にもなれる身代わり小さくなるラッキーを採用しました。
ゴチルゼルは今まで使ったことがないのに加え、役割対象が出てこなければ腐ってしまうので、使い慣れている上に特殊受けにもなれるラッキーを信用することにしました。
使った構築はこんな感じです
軽く個体紹介を。
エースバーン@襷 陽気AS
相手のダイマックスへの切り返しで採用。エースバーンはダイマックスしなくても強いので、この並びであれば他にダイマックスを切りたかったことからこの型になりました。
ミミッキュ@珠 陽気AS
切り返しにもダイマックスエースにもなれるポケモンとして採用。瞬間火力が出て崩しも出来るよう珠で採用しました。実際、決勝は珠だったから勝てたと思います。
ホルード@ラム 陽気AS
ドラパルトその他鬼火展開が無理な並びなのでラムで採用。また、吹き飛ばしまで考えるとカバルドンが本当に重いのでラム剣舞にせざるを得ませんでした。
テラキオン@弱点保険 意地 A252 D100 S156
初手ダイマックストゲキッスがどうしようもなかったのと、テラキオンの強い型が思いつかなかったので無難なダイマックス前提弱点保険で採用。調整はキッスの上からダイロックをすると特防上昇込みで臆病珠キッスのジェット+フェアリーを耐えるくらいです。
出す気なかったのでレイド産のを突っ込みました。わざレコード27はねごとです。
ラッキー@輝石 図太いH60 B252 S196
身代わり+小さくなるで、受け構築への崩しと初手ダイマックスからの詰めを狙います。TODには一度もなりませんでした。
【対戦】
初戦 vs東大ぽけっち
相手の構築はこれ。
ヌオーで詰んでるのでラッキー、オニゴーリが怖いので安定打点のあるエースバーン、ダイマックスを切ることで詰め筋になれるミミッキュを選出。初手はエースバーン
相手の選出は初手パルシェン、裏ヌオーエースバーン。
エースバーンにヌオーが受けだされ、レッドカードでラッキーが着地。小さくなるを積んでヌオーに居座りを強制させ、TODをちらつかせラッキーでヌオーを突破。そのままエースバーンとミミッキュで全員倒して勝ち。
(構築追記予定
エースバーン
ゲンガー
カットロトム だったと思います)
初手マリルリは負けなので割り切って、ニャオニクスのあくび展開と鬼火ゲンガーを警戒して初手ラムホルード。裏にマリルリへの切り返しでエースバーン、強いミミッキュ。
初手鬼火にラムホルードでダイジェット、マリルリにダイマックス切らせてエースバーンミミッキュで詰めて勝ち。ミミッキュで詰めることを意識して立ち回れてよかった。
最低限出し負けないエースバーンを初手に置き、ミミッキュで詰める展開を想定。バンバドロは本当に詰むのでラッキー選出。
相手は初手ジュラルドンでステロ電磁波展開→珠ギャラ、裏にアシレーヌという選出だった。
結果、ジュラルに麻痺とステロをもらいながらエースバーンでジュラルドンを突破、襷残ってたのでギャラドスをアイへ不意で削り、ミミッキュで詰めて勝ち。麻痺したエースバーンに滝登りを撃たれたので、カウンターを押さなかったことを後悔したが、龍の舞まで考えるとカウンターは押せなかったと思う。
【本交流会への感想】
※個人の感想です。
本ルールに触れる前に、まず特殊ルール全般の話していいですか?いいよ!いいよあり。
特殊ルール(上位禁止、指振り、種族値制限など)の面白いところって、
①普段使わないポケモンを使える
②使いたいポケモンを使える
③考察の厚さで勝負できる
④(指振りなどは)運次第で普段勝てない強い人にも勝てる
…などがあると思うんですね。しかし今回のルール、
①制約はついているがトップメタのポケモンが使えた(事実多くのパーティでエースバーンは採用されている)
②並びを他大学に渡す というルール上使いたいポケモンは没収される
③考察した大学は、その並びを使えないどころか他大学に並びを奪われてしまうので、真剣に考察したチームは損をする 逆に何も考えず並びを提出したチームは他大学の厚い考察のもとのチームを使え、有利になる可能性がある
④考察の努力は奪われた上、バトル自体は普通のシングルバトルなので対戦の中身に面白みがなく、また強いプレイヤーが順当に勝ってしまう
…という、時間をかけたやつが不利になるどころか使いたいポケモンすらも使えないルールでした。僕はペリカメで暴れられる!僕だけの構築で勝ってやる!と意気込んでいたので、自分のパーティを奪われたことは非常に悲しかったです。こういう特殊ルールって各プレイヤー、考察班の色が濃く出る(その人にしか使えないパーティみたいなものが出てくる)ルールのはずなのに、他大学のを握らされたらお互いに損をするはずです。(キッスカビナットピクシーペリッパーを渡した大学に深く謝罪します。)
何日もかけて深く考察したわけではありませんが、使いたい構築やそれなりに検討した考察を奪われたことは非常に悲しかったです。極端な言い方をすれば、コケにされたとも感じました。
交流会のような大人数を巻き込む場で、二度とプレイヤー側の気持ちを軽視したルールを作らないよう、各大学の渉外の皆様に僕の気持ちをお伝えしたいです。