ラティクチを諦めるな

れみ(@lemi_irym)の構築記事、随筆、草案など

今日の言語化

怪電波や甘えるはそのターンに全く負荷がかからない弱い技かと思いきや裏の受け出しがスムーズになり長期的には負荷がかかる。例えばサンダーエスバvsポリ2、本来はアナライズトライアタックが痛い場面だが怪電波してからエスバを投げることでサイクル回数を増やしている。

また、甘えるや怪電波からカバルドンの起点を作りに行く動きも強力であり、「起点作りの起点」を無理やりこじ開けられるのも怪電波/甘えるの強み。怪電波を当てたサンダーはもはやHBカバルドンのガン起点である。なんなら怪電波2回でポリ2まで完全な起点。そして甘えるを貫通するウーラオスはやはりプログラム上の悪

これは他人の受け売りだが、サイクル有利を「自分の繰り出し回数」「相手の繰り出し回数」(ただし離散値ではなく連続の値)により数値化する考え方がある。半減技に受け出せればこちらの繰り出し回数の減りが少なく、逆に眼鏡や鉢巻で相手の想定より大きいダメージを与えられれば相手の繰り出し回数が大きく減り、いわゆるサイクル有利の状態へと持っていける。怪電波や甘えるはこの「自分の繰り出し回数」を確保できるわざと言えよう。

しかしボルトチェンジに怪電波しても全く意味ないし虚空に甘えたとて何も生まれない。大切なのはサイクルを進める意識である。その怪電波・甘えるで本当にサイクルは進みますか?ステロ巻けてれば特殊対面で甘え続けることに意味がありそうだが、ステルスロックは20分という短い試合時間ではサイクルを進める意味合いよりもエースの圏内に押し込む・相手の無限回の交代を抑制して甘えると怪電波で逃げ切れる時間を稼ぐ程度の働きしかない。「ステロあるからとりあえず甘える」が強くない場面も多々ある。甘えたところでエラがみは痛えんだ。