ラティクチを諦めるな

れみ(@lemi_irym)の構築記事、随筆、草案など

【剣盾S13シングル最終36位】甘えんなラキドラパ

あけましておめでとうございます。大晦日にも関わらずしっかりとポケモンをやっていました。

使用した並びはこれです。前期とほぼ同様です。



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最終36位でした。


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以下に記すのは簡潔な構築概要であるため、詳しい構築経緯や各個体の採用理由などを知りたい方がもしいたらTwitter(@lemi_irym)にDMください。

 

 

 

 

 

【構築経緯】

(詳しくは以下の前期構築記事を参照)

https://lemipkmn.hatenablog.com/entry/2020/12/01/115151

サンダーのボルトチェンジから攻め駒、受け駒を展開する理念を出発点にした。対応力の広い攻め駒として水ウーラオスとドラパルト、起点になりにくい受け駒としてあくびカバルドンと甘えるラッキーをそれぞれ採用した。

最後の補完として、攻め駒にも受け駒にもなれ、詰ませ性能が高く相性補完に優れたカプ・レヒレを採用し、構築とした。

 

もっと詳しい構築経緯は↓

https://lemipkmn.hatenablog.com/entry/2020/11/26/131537

に記しています

 

 

 

【個別紹介】

(※前期からの変更点は太字)

 

サンダー@オボンのみ プレッシャー

10まんボルト/ぼうふう/ボルトチェンジ/はねやすめ

196-*-105-187-110-129(ひかえめC↑A↓)

H244-C196-S68

調整:

S+1で最速アーゴヨンまで抜ける(実数値194)(最速エースバーンも抜ける)

HPできるだけ高く、オボン食べやすいように4の倍数

あまりC高め

 

構築の軸。散々メタられていて、ボルトチェンジを通させてくれる構築は減った印象だったが、電気の一貫をマッギョなど極端なサンダーメタで切るような構築はどこかにしわ寄せが来ていて、サンダー以外で崩せばなんとかなることが多かった。もちろんボルトチェンジを吸われるとキツい。

 

 

ウーラオス(れんげきのすがた)@こだわりハチマキ ふかしのこぶし

すいりゅうれんだ/インファイト/アクアジェット/とんぼがえり

175-182-121-*-80-163(ようきS↑C↓)

A252-B4-S252

サンダーのボルトチェンジから展開し、サンダーに強いポケモンを崩す枠。DMブリザポスなどもボルトチェンジからダイアイスに受けだして鉢巻インファイト絡めてダイマックスなしで処理できる。

アクアジェットは一貫を取りやすく太い詰め筋たり得た。鉢巻かみなりパンチ+ダイサンダーでHBドヒドイデを倒せるらしいので、ドヒドイデが苦しいならこの枠はかみなりパンチだと思う。

 

 

カプ・レヒレ@たべのこし  ミストメイカ

ねっとう/ドレインキッス/まもる/めいそう

177-*-149-147-150-105(ずぶといB↑A↓)

H252-B4-C252

補完枠。構築単位で重いフェローチェ、ドラパルト、ウオノラゴンに強く、瞑想による崩しのできる受け駒として採用。火力に振ることでドレインキッスの回復量を増やし実質的な耐久を伸ばす算段。ついでにダイマックス適性が上がる。ポリ2に勝ちたいのでDL対策B<D。ドレインキッスにより生半可な役割集中はものともしないので、ポリ2を起点にすれば緩やかなサイクル(耐久サンダー+レヒレポリ2など)を破壊できる。というより破壊した。

特性は前期テレパシーで使っていたが、ラッキーの電磁波が不採用になったことと、そもそもあくびループを切るためにダイフェアリーすることがしばしばあり、それが馬鹿らしくなってミストメイカーに変えた。

 

カバルドン@アッキのみ すなおこし

じしん/こおりのキバ/あくび/なまける

215-132-187-*-92-68 (わんぱくB↑C↓)

H252-B252-S4

物理受け。アッキを持たせることで後出し性能を高めた。

努力値は物理に受け出せるようHB特化、カバの上を取りたい場面が何度かあったのであまり4はSへ。

技構成はダイアースであり有象無象への打点となる地震、HP管理の怠ける、役割対象のマンダカイリューランドロスに撃てるダイアイス媒体のこおりのキバは確定。あと一枠はヘビボンとあくびを交互に使っていたが、起点回避のあくびで落ち着いた。そもそもあまり出さなかった。

 

 

ラッキー@しんかのきせき しぜんかいふく

タマゴうみ/あまえる/ステルスロック/ちきゅうなげ

340-13-62-*-125-88(ずぶといB↑A↓)

H116-B252-S140

特殊受け。不意の物理攻撃を一発受けながら仕事をするためにハピナスではなくラッキー。はねやすめサンダー相手は対面勝てないが、TODは出来る。甘えるの起点にできる範囲を増やすために気持ち若干HBに厚くした。

あまえるを採用することで竜舞を積んでくる相手への起点回避ができる他、TOD勝ちできるくらい相手を削ってからPPの限界まで甘えて剣舞を枯らすことでTODできる。

ちなみに性格補正がA下降だが、ダイナックルを考えると無補正A個体値31にするべきで、妥協個体である。幸い今期は一回もダイナックルしなかった。

 

 

 

ドラパルト@いのちのたま クリアボディ

ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/だいもんじ/りゅうのまい

163-189-96-108-95-194(いじっぱりA↑C↓)

A252-B4-S252

構築のエース。DL調整B>Dが活きた試合が最終日に一試合あった。

(DL調整はポリ2をラッキーで確実に受けるためにB>Dとしています)

ダイホロウからウーラオスアクアジェットで相手のDMサンダーを倒したり、ダイドラグーンから裏につないでTODしたり、とにかくやれることが幅広くて強かった。ダイマックスしてもしなくても強いのが良い。

だいもんじの枠は不意打ちとも悩んだが、最終日に増加したカミツルギへの対策としてだいもんじを使い続けた。相手の天候要員にダイバーンして裏の天候エースの起動を阻止するとかも出来て器用な技だった。命中安定なら火炎放射だがHBナットレイダイマなしで落とせる大文字を採用した。

 

 

【選出など】

サンダー+ウーラオス+ドラパルト

攻めサイクルが基本選出。一時期カバラッキーが流行したせいで彼らが酷いメタを受けており、受け駒はあまり出さないほうが強い。受けメタは攻め駒に弱いので、一方的に崩していける。

 

ドラパルト+ラッキー+(だれか レヒレが多かった)

ラッキーでステロを撒きながらドラパルトを通す。ラッキーともう一体でサイクルを回してドラパで攻めていく。

 

あとは6体からどの3体を選ぶ選出もした。極端に重い一匹を作らないように選出して頑張る。

たとえば、相手にミミッキュがいるにもかかわらずラッキーレヒレドラパルトみたいな選出をしてしまうと甘えるTODに頼らざるをえなくなってしまうのでそういう選出は避ける、という風に決めていく。

 

選出をうまくやれば全部に勝てるが、選出を外すと全部に5割程度しか取れない、そんな構築になってます。

 

【重い相手】

・ドラパルト

基本選出がボコボコにされる。相手視点、ウーラオスを悪と仮定するなら全く刺さっていないので出てこないことが多かったが、実際出てこられるとかなり詰む。

 

ラグラージ

前期同様ラグで詰んでいる。特に今期はラグからカミツルギを展開され一方的にボコボコにされる試合が多かった。

 

カミツルギ

ダイジェットをケアし続けていたのに結局一度も撃たれなかったし今度からダイジェット切ります

 

マッシブーン

ギャグみたいだが本当に勝率が0%

 

マッギョ

詰んだ。そもそもあくびループ辛いねん

 

 

【終わりに】

今期は自己最高レートを更新できてよかったです。人生のほうがかなりヤバいのでがんばります…

 

 

【Special Thanks】

晦日なのに一緒に潜ってくれた京ポケのみんな