ラティクチを諦めるな

れみ(@lemi_irym)の構築記事、随筆、草案など

【剣盾S4シングル最終154位】神託ペリカメナット

れみと申します。よろしくお願いします。
今期も、前期に引き続きペリカメナットの雨パを使ってました。




f:id:irym_1759:20200401110740j:plain





ペリカメナットについて、詳しく知りたい方は下の記事を参照してください。

http://scanpoke777.hatenablog.com/entry/2020/03/01/112000

https://lemipkmn.hatenablog.com/entry/2020/03/01/113419


最終順位は154位でした。
TN:れみ

f:id:irym_1759:20200401110746j:plain




【構築経緯】
ペリカメナットの雨パ、その補完3匹を探すところからスタートした。
死ぬほど重いパッチラゴン、重い雷技持ち格闘(ルチャブルなど)あたりにペリが出し負けたときの引き先としてカバルドンを採用。

カバルドンから展開でき、上のポケモンと殴りあえる裏のダイマックスエースとしてトゲキッスを採用。

最後に、ペリッパーカバルドンが初手に強く呼ぶ水タイプを起点にして、環境に多いと睨んだ水+ナットのサイクルを破壊できるAD腹太鼓カビゴンを採用して構築とした。

【個別紹介】
ペリッパー@こだわりメガネ あめふらし
なみのり/ぼうふう/とんぼがえり/こらえる
実数値 163-*-121-161+-93-87 (ひかえめC↑A↓)
努力値 H220-B4-C252-D20-S12
調整:
C特化、S65族抜き抜き
残り耐久、H特化じゃないのは少しDが欲しかったので

雨降らしにして崩し要員。今期も雨波乗りや暴風でサイクル勝ちに貢献してくれた。
ドヒドヌオーに抗えるのも魅力。
どくどく対策でダイウォールを眠るにしたこともあったが結局こらえるに落ち着いた。逆にこらえるはそこそこ使う

・カジリガメ@いのちのたま
アクアブレイク/もろはのずつき/ばかぢから/つるぎのまい
実数値 166-183+-110-*-88-126(いじっぱりA↑C↓)
努力値 H4-A252-S252
調整:
A特化、S準速

顔がカワイイ雨エース。数多のギャラキッスを葬ってきた。
増えたラプラスにも、ダイロックで瀕死に追い込め、キョダイセンリツが半減かつ砂で特防が上がるので優位をとれる。
ペリカメに共通して言えることだが天候で火力を上げるので天然ピクシー、ヌオーに詰められないのが偉い。

ナットレイ@たべのこし てつのトゲ
やどりぎのタネ/ジャイロボール/パワーウィップ/まもる
実数値 181-146-166+-*-137-22(のんきB↑S↓、S個体値0)
努力値 H252-A252-D4
調整:
157-128(H252-B4)水ロトムパワーウィップでほぼ確定一発(93.8%)、のこりH
物理耐久がほしかったので補正はB
ジャイロボールの火力をあげるために最遅

雨下なら全てを耐える最強ポケモン。前期はA特化だったが巧みロトム以外にはBが硬い方が強いこと、A振りだけで巧みロトムは落とせることから呑気HAとなった。
結果、物理技をギリギリで耐えたりし、逆にこちらの攻撃をミリ耐えすることはあまりなかったので正解だったと思う。

ペリカメナットの部分はほぼいじらなかったので、来期はステロや襷ペリなども試してみたい。


カバルドン@オボンのみ すなおこし
じしん/がんせきふうじ/あくび/ステルスロック
実数値 215-132-176-*-103-67(わんぱくB↑C↓)
努力値 H252-B172-D84
調整:
A167(特化)パッチラゴンのはりきりダイげきりん(威力140)をオボン込で2発耐える
余りD

補完枠。パッチ、格闘に後投げして展開する。ラム持ちの起点にされないように岩石封じをもたせた。
ヌル入りにはあまり出さないこと、カバルドンの高いSを下げたくないことからヌル抜かれの調整はしていない。

ペリカメカバのサイクルがかなり機能した。カバで一旦雨を打ち消してからペリを投げることで雨ターンを管理しやすくなる。
カジリガメが非雨エースとして、カバで起点作ってダイストリームする動きもとれたのも良かった。
ペリカメカバに水技の一貫が甚だしいので後述のカビゴンになんとかしてもらっていた。


トゲキッス@ラムのみ てんのめぐみ
エアスラッシュ/マジカルシャイン/だいもんじ/わるだくみ
実数値 165-*-115-189+-135-128
努力値 H36-C252-S220
調整:
C特化、準速パッチラゴン(75族)抜き
あまりH

裏エース。選出段階で、ペリカメナットで無理なポケモンが2体以上いるときはこっち。
受けへの対策は厚すぎるくらいで丁度いいと思っているので強運ピントからラム巧みへ変更した。カバキッスカビゴンと選出した際カビゴンダイマックスすることが多く、この枠をダイマックスしなくても強いポケモンに変える可能性はある。
今期はかなり対策されていた印象。それでも出した試合は活躍してくれた。

ニックネームがモヒート(ラムベースのカクテル)なので有識者はラム持ちをニックネームから推測してしまうかもしれない


カビゴン@マゴのみ くいしんぼう
からげんき/ヘビーボンバー/ヒートスタンプ/はらだいこ
実数値 236-145-97-*-178+-56
努力値 H4-A116-B92-D252-S44
調整:
HPが4の倍数、Sは無振りドヒド(35族)抜き
D特化、あまりを最低限のA、Bになるように振り分け(ここは好みでBに振り切ったりAに振り切ったりしてもいい)

MVP。初手に強く呼ぶ(というより、この構築に対して初手に投げて出し負けない)アシレーヌロトム、特殊ドラパ、鬼火ドラパ、…を起点に相手を制圧できるD振りはらだいこ型。鬼火や熱湯で止まりたくないのでノーマル技はからげんき、ナット絡みを破壊するために炎技、ミミドラパへの打点として鋼技。
ダイマックスせずとも火力を出すためにそれぞれヒートスタンプ、ヘビーボンバーとしている。このポケモンダイマックスを切ってくれれば裏のペリカメやカバキッスが蹂躙できるので、体重技で困る場面より威力に助けられる場面のほうが多かった。
ロトムにはよくトリックされたが、ダイマックスした3ターンで相手のポケモンを2体もっていければ相手の残り1体を裏2体でなんとかして勝てる。
今までペリカメナットで重かったドヒドメタモンにある程度強い(太鼓したあとに変身されても雨眼鏡波乗り+カジリガメのなんかで殴りきれる)。

それこそトリックされることを考えるとカビゴンダイマックスしがちなので、裏はキッスではなくミミッキュなどでも良いかもしれない。
また、単純に3ウェポン+1積み技で、Aが低くないので普通のカビゴンとしてサイクル参加させることもしばしばあった。

最終日は思惑通り初手のアシレーヌロトムの前で太鼓して裏ごと破壊してくれた。


【選出】
ペリカメナット以外を出す場面について

パッチ入り…ペリカメカバ
水+ナット+ヒトム…初手カビ@2
格闘入り…カバキッス@1
ドヒドヌオーや純正受け…ペリカメキッス(相手に天然がいなければカビゴン)

【重いポケモン
ヒヒダルマ…初手に来るのでペリから投げてカメに引いて殴って倒す。初手ダイアイスは敗色濃厚

ドラパルト…型を読み間違えるとヤバイ。相手の裏がナットを倒せなさそうなら特殊型、ピクシーや積みポケがいたら鬼火型…みたいな雑な判別はしてたが結局10万ボルトが怖くてナットに引いて鬼火身代わりで萎える。今期はかなりペリに10万ボルトを撃たれた印象。

ナットレイ…雨タダ乗りで最強wじゃあないんだよ ペリの暴風で削ってカメで殴り倒したい もしくはカビゴン

ミミッキュ…シンプルにつええ ダイマックスターンを枯らす目的で入っている身代わりゴーストダイブが雨をも枯らせるのでかなり苦しい
ウドハンはアカン

カジリガメ…雨にタダ乗りで最強wじゃあないんだよ

オニゴーリ…フリドラの尋常ならざる一貫と、単純にゴーリよりS実数値がポケモンしかいないので軽く3タテされる

零度しか覚えてないラプラス…せめてペリッパーにはフリドラで良くないか?襷とかあるし

地割れしか覚えてないカビゴン…有名ではないかもしれませんがペリッパーは飛行タイプで、地面技は無効です!


【Special Thanks】
雨パに気付かせてくれた、サークル員のキャル(@scanpoke777)
最終日一緒にポケモンしてくれたサークル員
幸せをくれた 魔法つかいプリキュア!



今期はデュエルマスターズのアプリをやっていて最終日へのモチベが低く、メインロムも1000位からのスタートで、とりあえずやるか〜くらいのノリでやったらかなり勝てて自己最高の結果を残せました。序盤、中盤いろいろ試して練り上げた構築のおかげだと思います。
来期からは雨パ以外も使ってみようなと思います。ここまで読んでくれてありがとうございました!

おしまい